天台寺

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5月5日、瀬戸内寂聴名誉住職による法話が開催されました。

「美人薄命と言いますから、自分の顔を鏡で見て『ああ、これは駄目だ』と思いました」「90まで生きるとは思いませんでした。人間、ぽっくり死ぬのが幸せなのに」と、15日で94歳となる自身の長寿についてユーモラスに語りました。

しかしこの日は断続的に雨の降る、あいにくの空模様。
予定を前倒しして13時10分頃から法話を始め、名誉住職も晴天を祈願し何度も空へ念を送ったものの、願いは通じず途中で本降りとなってしまい、1時間の予定が30分程で切り上げざるを得ませんでした。
それでも名誉住職は、約2千人の聴衆に向けて最後まで「今日はお会いできて嬉しかったです。皆さんのお幸せを祈っています。人は愛するために生きるんです。どうか惜しみなく、何にでも愛を注いでください」と語りかけていました。

今後の法話の開催については未定です。
新たな決定がありましたらHPにてお知らせいたします。

瀬戸内寂聴名誉住職
桜の花の残る境内は聴衆で埋まった


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